2015年5月の記事一覧

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応用生物科学専攻 植物遺伝学分野/京都大学農学研究科の画像

応用生物科学専攻 植物遺伝学分野/京都大学農学研究科

遺伝とは遺伝情報が親から子に伝わることであり、すべての生物の生命活動にとって最も重要な事象です。遺伝学(genetics)では、遺伝の仕組みや物質的基礎を明らかにします。本分野では、分子細胞遺伝学的及び分子集団遺伝学的手法により、植物の染色体・ゲノムの構造、機能、変異及び操作の研究を行っています。

応用生物科学専攻 栽培植物起源学分野/京都大学農学研究科の画像

応用生物科学専攻 栽培植物起源学分野/京都大学農学研究科

栽培植物起源学では、いろいろな栽培植物のルーツをさがす研究もしていますが、それだけではなく、栽培植物とその近縁種を材料として、最先端の植物科学に取り組む分野です。植物の分子系統学や分子遺伝学の方法を使い、栽培植物だけでなく近縁野生種の進化や、それらの持っている適応的な遺伝子についての研究、また植物の系統進化にかかわる問題など、はば広い分野の研究を行っています。栽培植物では多くの研究手法が開発されているので、広く植物研究一般のモデルとなるような仕事が可能です。

応用生物科学専攻 植物病理学分野/京都大学農学研究科の画像

応用生物科学専攻 植物病理学分野/京都大学農学研究科

病原体は植物に様々な病害を引き起こし、作物の深刻な減収などをもたらしている。しかし、実は植物側もやられっぱなしではなく、両者の間では太古の時代から現在まで壮絶な戦いが繰り広げられている。当分野では、主に植物病原糸状菌、植物ウイルスを対象に、病原体と植物の相互作用について、分子生物学的、細胞生物学的手法などを用い研究している。糸状菌の研究では、植物側の非宿主抵抗性機構および病原菌側による本抵抗性の抑制機構に焦点をあて、その宿主特異性決定機構の解明に挑戦する。ウイルスの研究では、ウイルスの細胞間移行機構およびウイルスに対する植物側の抵抗性機構の解明に挑戦する。

応用生物科学専攻 昆虫生態学分野/京都大学農学研究科の画像

応用生物科学専攻 昆虫生態学分野/京都大学農学研究科

私たち地球上の生物は、どのような進化の力学の下にあるのか?昆虫の種数は全生物種の3 分の2を占めており、この地球上で最も繁栄している生物群である。当分野では、昆虫類を対象にして、フィールド調査や行動実験、数理解析といったマクロの手法から遺伝子解析や化学分析などミクロの手法まであらゆるツールを駆使して、その生態の解明と進化の謎解きに挑んでいる。

応用生物科学専攻 昆虫生理学分野/京都大学農学研究科の画像

応用生物科学専攻 昆虫生理学分野/京都大学農学研究科

昆虫はシンプルな構造にもかかわらず、洗練された行動で外界と関わっている。我々ヒトの脳の100万分の1の数の神経細胞からなる小さな脳で、反射や本能行動、さらには学習行動までもこなしてしまう。昆虫の行動には、一見すると我々とあまり変わらないものから、昆虫の不思議に数えられるものまで含まれている。しかし、そのどれをとっても我々とは違ったやり方でおこなっているらしい。本分野では,昆虫がさまざまな情報を受けて行動にどのように反映させているのか、その独特な感覚と情報処理系、さらに運動出力についてのメカニズムを明らかにする研究をおこなっている。

応用生物科学専攻 動物遺伝育種学分野/京都大学農学研究科の画像

応用生物科学専攻 動物遺伝育種学分野/京都大学農学研究科

資源動物の多様な有用機能と生産物の利用は、人類の生存と生活にとって必要不可欠であり、われわれは多くの動物によって支えられています。本分野では、統計遺伝学的手法および分子遺伝学的手法により、種々の動物遺伝現象を解きほぐす基礎研究から、育種改良の実際に係る応用研究にいたるまで、広範多岐にわたる遺伝育種研究を展開しています。
また、希少動物の保全と保護増殖、地球温暖化と野生動物の適応小進化など、多様な研究に取り組んでいます。

応用生物科学専攻 生殖生物学分野/京都大学農学研究科の画像

応用生物科学専攻 生殖生物学分野/京都大学農学研究科

家畜を含む、哺乳動物の増殖に関わる現象のなかで、特に受精から着床に至る胚発生の制御メカニズムの解明と、精子や卵などを形成する生殖幹細胞の分化と増殖、体細胞などの分化細胞の脱分化とリプログラミングの機構解明と動物生産への応用に関する研究を進めている。

応用生物科学専攻 動物栄養科学分野/京都大学農学研究科の画像

応用生物科学専攻 動物栄養科学分野/京都大学農学研究科

筋肉内における脂肪組織形成すなわち「脂肪交雑」の多い牛肉は、霜降り肉と呼ばれ、消費者の嗜好が高く、わが国で生産される牛肉の特徴でもあります。肉牛に高いエネルギーを含む飼料を、多量に長期間与えると、筋肉内に多くの脂肪細胞が出現し、脂肪交雑が増加します。したがって、脂肪細胞分化が脂肪交雑に影響することは明らかですが、その分化調節メカニズムは明らかになっていません。本分野では、高い品質の牛肉生産技術の開発を目指して、筋肉内における脂肪細胞分化メカニズムの解明ならびに栄養操作による脂肪細胞分化調節を目指した研究を行っています。

応用生物科学専攻 生体機構学分野/京都大学農学研究科の画像

応用生物科学専攻 生体機構学分野/京都大学農学研究科

21世紀になって世界的な環境問題である地球温暖化や環境ホルモンによる環境汚染などが、私たちの生活だけでなく、家畜の健康や生産性にも多大な影響を及ぼしています。生体機構学分野では、環境要因と動物・家畜の生理・免疫・生殖機能の関係を遺伝子・細胞・組織・生体レベルで解明し、機能性成分などを活用して動物の健康維持と家畜の生産性向上に貢献できる研究を行っています。

応用生物科学専攻 畜産資源学分野/京都大学農学研究科の画像

応用生物科学専攻 畜産資源学分野/京都大学農学研究科

資源動物からの食料生産は、自然条件のみならず、社会的・経済的条件と結びついて、多種多様な形態で営まれています。本研究分野では従来の実験的手法や調査研究に加えて、システム分析、生物統計学、GPS(汎地球測位システム)やGIS(地理情報システム)などの新しい分析ツールを積極的に活用し、既存の生物学分野から経済学、農村社会学、文化人類学までの学際的総合研究の幅広い視点から、日本と世界のさまざまな生産システムの実態とそのメリット・デメリットを調べ、畜産を含む農業全般に関する食糧問題や環境問題を解決するための研究を行っています。また、本研究分野では、21世紀の環境保全型畜産を目指して、未利用資源や副産物を用いて資源循環型の畜産技術開発を図ったり、日本と世界各地の伝統的な耕畜連携複合畜産のメリットを再評価しようと試みています。

応用生物科学専攻 海洋生物環境学分野/京都大学農学研究科の画像

応用生物科学専攻 海洋生物環境学分野/京都大学農学研究科

海洋における生物資源を生み出す海の仕組みを明らかにし、それをモデル化することで、海洋生態系の豊かさを維持する手法・方策の研究を行っています。また、海洋生物の生態を直接計測するバイオロギング・バイオテレメトリーの手法を開発・応用する研究を行っています。

応用生物科学専攻 海洋生物増殖学分野/京都大学農学研究科の画像

応用生物科学専攻 海洋生物増殖学分野/京都大学農学研究科

海洋の多様な生物資源を持続的に利用するためには、そこに生息する生物に関する基礎知見の集積が不可欠となる。当研究室では、主に魚類を研究対象に、生理、生活史、系統分類などのテーマを生きものと環境との関係という視点より解析し、海洋の多様な生態系を維持しながら資源の有効な増殖的利用に貢献することを目標に研究を進めている。

応用生物科学専攻 海洋分子微生物学分野/京都大学農学研究科の画像

応用生物科学専攻 海洋分子微生物学分野/京都大学農学研究科

生命の起源とされる海洋は地球表面積の7割を占め、生物量の豊富さと多様性は地上をしのぐものの深海熱水孔から沿岸域に至るまで、生物資源の探索・研究が極一部に限られているのが現状です。本分野では微生物学および分子生物学的手法を用いて、新規海洋微生物の探索と有用遺伝子資源の開発および有毒微細藻のゲノム科学的研究を行なっています。

応用生物科学専攻 海洋環境微生物学分野/京都大学農学研究科の画像

応用生物科学専攻 海洋環境微生物学分野/京都大学農学研究科

微細藻類由来の第三世代バイオ燃料(脂質・炭化水素)は、カーボンニュートラルで再生可能なエネルギー資源として、低炭素社会を目指した研究開発が進められています。微細藻類は、機能性物質として注目されているカロテノイドも生産します。当研究室では、マイクロバイオファクトリーの創成を目指し、微生物の働きを利用した有用物質生産に関する研究を行っています。また、世界各地の深海底熱水活動域をはじめとする海洋の極限環境を研究対象とし、「地球を食べる」微生物の生理生態や進化をモデルに海洋生命圏を総合的に理解するための研究を行っています。さらに、海藻ホンダワラ類の分類学的ならびに生態学的研究を行っています。

応用生物科学専攻 海洋生物生産利用学分野/京都大学農学研究科の画像

応用生物科学専攻 海洋生物生産利用学分野/京都大学農学研究科

広大な海洋の多様な藻類や無脊椎動物、微生物から健康維持や生活の質の向上に役立つ機能性物質について探求しています。すなわち、細胞生物学や分子生物学等、マリンバイオの先端技術を駆使して機能性成分の探索、機能発現機構解明、機能性成分の消化吸収機構解明等を行っています。また、機能性探索には国際的、学際的な協力が不可欠であるため、国内外の大学や企業との協力プロジェクトを立ち上げるとともに、インド、中国、タイなど世界各国からの留学生を受け入れて研究を進めています。

応用生物科学専攻 海洋生物機能学分野/京都大学農学研究科の画像

応用生物科学専攻 海洋生物機能学分野/京都大学農学研究科

生命は海で生まれ、今なお、海には私たちの知らない生物がたくさんいます。これら海洋生物の中には、陸上生物にはない様々なスーパーパワーが眠っています。また干潟、サンゴ礁、マングローブ、深海などの生態系は陸上にはない独自の物質循環システムを持っています。本分野では、海水・淡水に生息する生物の優れた機能を解析し、それをヒトや環境に役立てる研究を行っています。さらに、魚類への遺伝子導入技術の開発を行い、様々な分野での基礎研究や応用研究に活用できるモデル生物の作出を行っています。

応用生物科学専攻 里海生態保全学分野/京都大学農学研究科の画像

応用生物科学専攻 里海生態保全学分野/京都大学農学研究科

里海生態保全学分野は、フィールド科学教育研究センター舞鶴水産実験所に所属する農学研究科の協力分野です。水産重要魚介類を中心に、生き残り、成長、行動、系統分類などについて、初期生活史に焦点を当てて多様な視点から研究を進めています。また、森林や里の環境と人間活動が、河川、河口、沿岸域の水圏生物の生産と多様性に与える影響を研究しています。陸域の生態系が劣化し、森から海までの健全なつながりが分断されたために、海の生態系がおかしくなっているという仮説を検証し、そのメカニズムの解明をめざします。