応用生物科学専攻 海洋分子微生物学分野/京都大学農学研究科

海洋分子微生物学分野

海洋微生物は地球ブランド生物の起源

生命の起源とされる海洋は地球表面積の7割を占め、生物量の豊富さと多様性は地上をしのぐものの深海熱水孔から沿岸域に至るまで、生物資源の探索・研究が極一部に限られているのが現状です。海洋環境は未知微生物生態系と人類に有用な海洋微生物や遺伝子資源を豊富に有しています。本分野では微生物学および分子生物学的手法を用いて、新規海洋微生物の探索と有用遺伝子資源の開発および有毒微細藻のゲノム科学的研究を行なっています。

海洋熱水環境からの新規超好熱菌の分離と有用遺伝子資源の開発

海洋分子微生物学分野 微生物のいる様々な環境

沿岸や深海の熱水環境から多様な新規(超)好熱菌や好熱性一酸化炭素資化菌を分離し、有用遺伝子資源の生物ライブラリーの構築を目指しています。

超好熱古細菌の遺伝子操作系の構築と極限酵素の開発研究

海洋分子微生物学分野 一酸化炭素デヒドロゲナーゼ

一酸化炭素デヒドロゲナーゼの大量発現系の構築ならびに有用耐熱酵素の効率的発現系システムである超好熱古細菌の遺伝子発現系の構築に取り組んでいます。

ウイルス-微生物の生態学的相互作用とゲノム進化

海洋分子微生物学分野 ウイルス-微生物の生態学的相互作用

ウイルスメタゲノム(ビローム)と微生物ゲノムにコードされるウイルス感染履歴を照合して、微生物ゲノムの多様性創生・維持のメカニズムを探ります。

バクテリオファージの生理・生態ならびにゲノム科学的研究と有用遺伝子資源の開発

ラン藻に感染するシアノファージと宿主との生理・生態学的相互作用の解明を目指すとともに、ファージの感染メカニズムを応用したラン藻による光発酵技術の開発に着手しています。

キーワード

海洋微生物、ゲノム解析、メタゲノム、超好熱菌、古細菌、極限酵素、COデヒドロゲナーゼ、一酸化炭素資化、ラン藻、アオコ、シアノバクテリア、シアノファージ、CRISPR

教 授 : 左子 芳彦
准教授 : 吉田 天士
TEL:075-753-6217
E-mail:sako@kais.kyoto-u.ac.jp、 yoshiten@kais.kyoto-u.ac.jp
URL:http://www.microbiology.marine.kais.kyoto-u.ac.jp/